・ストックホルムへの出張/長期滞在(1~2年)時における生活情報をご参考までにご紹介します。
・本ページの情報は当センター職員が体験した断片的な個別事例を中心に掲載していますので、必ずしも正確かつ一般的・網羅的な情報ではない場合があります。
・そのため、本ページの掲載情報により万一不利益が生じた場合においても当センターでは責任を負いかねますので、あらかじめご了承願います。
ホテル
◆ カロリンスカ研究所付近の主なホテルにはどのようなところがありますか?
・カロリンスカ研究所(市北部)付近の主なホテルには、Elite Hotel Carolina Tower(エリートホテルカロライナタワー)・Elite Palace Hotel(エリートパレスホテル)・Blique by Nobis(ブリックバイノビス)などがあります。
・アメニティとして、歯ブラシ・歯磨き粉・バスローブ(浴衣)は用意されていない場合があるので、事前にホテルへ確認又は持参されることをお勧めします。
・Wi-fiは概ね完備されているほか、フィットネスルームが併設されているホテルが多くあります。
スマートフォン
◆ スマートフォンは現地到着後にすぐ使用できますか?
・基本的には、空港やホテル、カフェ等でのフリーWi-Fiを利用することが可能です。、必要であれば、海外用モバイルWi-Fiルータ-のレンタルサービスを利用されると良いかと思います。
・長期滞在の場合は、日本からSIMフリーのスマホを持参し、現地到着後にコンビニなどでSIMカード(comviqやteliaなど)を購入すれば、その日からスウェーデンの携帯番号を持つことができます。
・クレジットカードやウェブサイトの二段階認証に日本の電話番号を設定している場合は、SIMカードを入れ替えると認証(SMS受信)ができなくなるため、渡航前に電話番号以外の認証方法に変更するか、海外でも日本の携帯番号でSMS受信ができるようにしておくと安心です。
クレジットカード
◆ お金はどのように持って行った方がいいでしょうか?
・現金を使用できない場合が多いため、クレジットカード(VISAまたはMaster card)は必須です。店頭での支払いはクレジットカードが主ですが、デビットカードやApplePay等のキャッシュレス決済を使用することも可能です。個人間送金(フリーマーケットや割り勘など)の場合は、Swishというキャッシュレス決済アプリを利用することもできます(スウェーデンの銀行口座をお持ちの場合のみ)。
・日本でクレジットカードをあまり利用されていない方は、渡航前に暗証番号を確認しておくとともに、紛失に備えて複数枚持参されることをお勧めします。
言葉
◆ スウェーデン語ができませんが、英語はどれくらい通じますか?
・基本的にどこでも英語が通じます。ただし、街中の案内表示やスーパーの商品表示等はスウェーデン語のみの場合が多いです(英語併記の場合もあります)。
・スウェーデン語が分からない場合は、スマホのカメラをかざしてGoogle翻訳などで日本語・英語表示等させることが可能です。
◆ スウェーデン語学校はどのようなところがありますか?
・例えば、SFI(エスエフイー・svenska för invandrare)は、移民のためのスウェーデン語学校で、パーソナルナンバーを持っていれば無料で通うことができます。有料の語学学校では、FolkuniversitetetやMedborgarskolanなどがあります。
食事
◆ 日本食が恋しくなった場合、すぐに食べられますか?
・市内に日本食スーパーやアジアンスーパーがあり、お米や納豆など日本食を購入することができます。ただし、日本よりも高額となります。
・寿司レストランは市内至るところにあります。また、ラーメン屋さんなどもあります。
◆ 食材の価格は日本と比べて高いですか?また、水道水は飲めますか?
・スウェーデンの消費税(付加価値税=VAT (Valued Added Tax) は25%ですが、品目によっては12%、6%、VAT免除等細かく分類されています(詳細はこちら)。例えば、スーバ-等で購入する食料品は12%です。レストラン等で外食する場合も12%ですが、日本よりも量が多いので余った分を持ち帰ることはお店によっては可能です。
・ 食料品等は、Hemköp、Coop、ICA、Willysなどのスーパーや、Pressbyrånなどのコンビニで購入できます。
・水道水(冷たい)は飲めます。水道から出るお湯は配管の状況により飲まない方がよいです。
服装
◆ 防寒のために服装はどのように用意したらよいでしょうか?
・冬でも屋内はセントラルヒーティングで暖かい場所がほとんどです。脱ぎ着がしやすい服で調節することをお勧めします。
・首、手先、足先を冷やさないように、マフラー、手袋、暖かく濡れにくい靴を用意しておくと良いです。さらに、耳当て・帽子もあると良いです。
◆ 夏は涼しいと聞くので、半袖の服は不要でしょうか?
・夏も15℃~25℃程度で涼しいですが、日差しが強く、まれに30℃も超える日もあるので、半袖服もあると便利です。また、日なたと日陰での体感温度がかなり異なるので、半袖で出かける場合も、日よけや防寒のために一枚羽織るものがあると良いです。
生活用品
◆ 日本から持っていく方が良い生活用品はありますか?
・日本よりは若干高いですが、大体のものは購入できます。
・常備薬は持ってきた方が良いです。また、冬は日照時間が短いためビタミンDを持ってくることもお勧めします(ただし現地でも購入可能です)。
・ストックホルム中央駅付近や郊外にIKEAがあります。そのほかストックホルム市内にある日用雑貨店としては、Clas Ohlson・GRANIT・H&M HOME・Rusta・In & Finnなどがあります。無印良品やユニクロもあります。
テレビ・ラジオ
◆ 現地で日本のテレビを見ることはできますか?
・日テレNews24やJapan news24などはインターネット環境にあれば会員登録なしで視聴可能です。また、VPN契約をすれば日本の動画配信サービス等も見ることができます。
・スウェーデン公共放送のスウェーデン・テレビ(SVT)、民間放送局TV4やスウェーデン・ラジオは日本からも一部インターネットで視聴可能です。
市内交通
◆ ストックホルム市内での移動・交通手段は何がありますか?
・ 市内交通(バス、地下鉄、通勤電車、トラムなど)は、SLという会社が一括して運営しています。
・ 75分間有効なシングルチケット(一回券)以外に、短期・長期滞在者向けのチケット(24時間、72時間、1週間、1か月、3か月、1年間)などがあるので、用途に合わせて購入可能です。
・ シングルチケットは、非接触(タッチ決済)が可能なクレジットカードを持っていれば、そのまま改札口でタッチすると購入されます。
・ 全てのチケットはSLのアプリかカードで購入可能です。アプリの場合はQRコードを改札口でスキャンします。 SLカード(発行手数料はSEK20)とそのチケットは駅の窓口やコンビニ(Pressbyrån, 7-Eleven)で購入可能です(また、アプリでチケットを購入しカードに移すことも可能です)。
◆ 電車やバスの路線図はありますか?
・電車・地下鉄・トラムの路線図はこちら、バスも含む路線図はこちらを参照ください。
◆ ストックホルム市内の交通案内アプリなどはありますか?
・ストックホルム市内を移動する際には、Google mapやSLのアプリ、また交通案内アプリのRes i STHLMが便利です。
賃貸住宅探し
◆ 長期滞在するにあたって、賃貸住宅はどのように探しましたか?
・賃貸仲介会社があまりないため、賃貸サイト(qasa・residensportaken・blocketboshtad・myplejsなど)で探して、気に入った物件の大家さんと個人契約を交わします。
・家賃は日本よりも高額ですが、家具付き・光熱水費・Wi-fi利用料込みであることが多いです。
・家賃の支払いは銀行の国際送金やWiseを使用するなどしています。
・ 特に、都市部のストックホルムは住宅不足が深刻なので、時間に余裕をもって探すことをお勧めします。
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