2025 年 6 月 13 日(金)にウプサラにて日本人研究者交流会を開催することが決定いたしました。
皆様お誘いあわせの上ご参加ください!
<日時>
2025 年 6 月 13 日(金) 10:00-15:00(CEST)
<会場>
リンネ庭園(Linnéträdgårdens orangeri/The Linnaeus Garden)
The Linnaeus Garden – Uppsala University
<プログラム>(時間はCEST)
10:00 開始、挨拶等
10:50 講演1(オンライン)
山内 正敏 上級研究員(スウェーデン国立スペース物理研究所)
演題「実体験に基づく身障者の研究環境と私のキャリア」
11:10 質疑応答
11:15 グループディスカッション1(自己紹介)
11:55 集合写真撮影
12:00 ランチ
13:00 講演2
佐藤 拓也 General Manager(キッコーマン欧州研究所)
演題「企業研究者として日米亜欧を渡り歩いた経験から」
13:25 質疑応答
13:30 グループディスカッション2
14:00 休憩
14:15 まとめ
14:25 グループディスカッション3
14:55 アンケート記入
15:00 閉会
<登壇者紹介>
山内 正敏(やまうち まさとし)
1960年宮崎市生まれ。京大を修士まで出たあと、1985年にアラスカ大学・地球物理研究所に留学。1990年の博士取得後、スウェーデンIRFに赴任。日本人の太陽系科学・地球科学者しては、欧州で初めてのpermanent職。当時のキルナはスウェーデン初衛星Viking(1986年打ち上げ)の中心地として、かつ世界初の火星プラズマ探査機(ソ連、1989年到着)のプラズマ観測機のPIとして急速に名前が売れてきており、冷戦終了のどさくさもあって、非常に魅力的だった。
2001年に重度のギランバレー(交通事故のようなもので、対象が運動神経)にかかり、3ヶ月の呼吸器装着と1年間の入院(スウェーデンは早めに患者を追い出す)を経て、今でも自力では立てないし歩けない。介護を24時間から17時間、12時間、10時間、8時間と減らしつつ、同時に病休も100%、50%、25%と減らして現在は週35時間(科学者なのでその辺りは、、、)で働いている。
ESA のmission proposal のleadを何度もしていて、実は5月21日にも新しく出す予定。
佐藤 拓也(さとう たくや)
東北大学農学部卒業。同大大学院農学研究科修士課程を経て、キッコーマン株式会社に入社。
入社後に大豆に関する研究テーマにより博士(農学)取得。
同社の米国研究所の立ち上げ要員として、2008年よりアメリカ・ウィスコンシン州に駐在。
その後、同社のシンガポール研究所駐在および農林水産省への出向を経て2022年よりオランダ・ワーヘニンゲンにあるキッコーマンの欧州研究所に駐在。現在は欧州各国の大学やスタートアップとの共同研究を推進する。北海道函館市にある元海産物問屋の実家を改装してカフェを経営することが夢。
<使用言語>
日本語
<対象者>
北欧、バルト三国及び欧州の大学/研究機関/企業で活動中の研究職の方、講師の方、事務職員の方、将来研究職に就きたいと考えている方(学部、修士課程、博士課程学生)等 (分野、所属、JSPS 助成採用歴等は問いません。)
<定員・参加費>
50 名(先着順)・参加費無料
<参加登録フォーム>
参加登録フォーム
<登録〆切>
会場の関係により、可能な限り6月9日(月)までにご登録をお願いいたします。
登録キャンセルの場合は、必ず本センター (sto-info@overseas.jsps.go.jp) までご連絡ください。
<企画者紹介>
浅見ヨハンソン由紀子(イェーブレ大学)
ウプサラから北上96キロのイェーブレ大学で、数学教育研究と数学教員養成に関わっています。ムーミンの愛読者です。
諸岡倫子(スウェーデン国立スペース物理研究所)
太陽系のあちこちに飛ばした人工衛星のデータを使って地球や惑星の大気循環を考えています。研究生活で今まで移住した地では全て雪が降ります。
池渕良洋(ウプサラ大学)
蛋白質やDNA「1個」でも検出できる診断アッセイを作っています。家ではDIYで畳小上がり作りました。JulaとBauhaus好き。釣りも好き。
山田純也(ウプサラ大学)
教育社会学修士課程所属で、若者の社会参加と教育との関係性に関心があります。去年の8月に来たばかりの初心者なので、いろいろと教えていただきたいです。
<主催>
JSPS ストックホルム研究連絡センター
sto-info@overseas.jsps.go.jp
<共催>
科学技術振興機構(JST)パリ事務所
九州大学ストックホルム・リエゾンオフィス
東海大学ヨーロッパ学術センター